第1章・算術/羊を数えてみよう
数はどこから来たの?
数字を知らない時代、人はどうやって物の数を確かめたのだろう? 数の発明を、自分の手で追いかけよう。
① 羊を数えてみよう
大昔、羊を飼っている人がいました。朝、羊を野原へ連れて行きます。夕方、全部の羊が戻ってきたかどうやって確かめればよいでしょう?
まだ「1、2、3……」という数の言い方を知らなくても、羊が一匹出ていくたびに小石を一つ置くことはできます。
帰ってきた羊一匹につき小石を一つ取り除けば、残った小石から、戻っていない羊がいるかどうかを確かめられます。
下の「羊を出す」「羊を戻す」を押して、羊と小石を対応させてみよう。
野原にいる羊:3匹
対応する小石:3個
羊一匹に小石一個を対応させよう。
② 小石を使わずに数を記録するには?
小石をいつも持ち歩くのは大変だね。そこで、木の棒に印を刻んだり、紙に線を書いたりすれば、いくつあったのかを記録できる。
まずは一本の線を一つの物に対応させてみよう。
数が大きくなると線を一つずつ数えるのも大変。そこで、いくつかをひとまとまりにして表す工夫が生まれていきます。
次は、10個をひとまとまりにする方法や、数字の書き方を考えよう。